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2014年7月5日土曜日

グレート・ギャッツビー名言シリーズ② ラストシーン

グレート・ギャッツビーのラストシーン。




(2:37〜)
So we beat on, boats against the current, borne back ceaselessly into the past.
だから僕らは進んでいく。流れに抗うボートが、絶えず過去へと運び戻されるように。



beatという単語に注目します。8ビートや16ビートなどの「ビート」のことです。他にも「鼓動」という意味も有名かと思います。


ここでは、動詞で使われています。「(なんとか)前進する、進む」という意味です。文章後半に「絶えず過去へと運びもどされる」とありますが、それでもなんとか進んでいくんだ、という決意が込められています。


 I will beat on, even if whole world would be against me.
 たとえ世界を敵にまわしても、俺は前に進むぜ

とか中2っぽい台詞にも使えます。


この"beat"という動詞。「進む」という以外にもたくさんの使い方があります。「試合や選挙で競争相手を破る、負かす」「これまでの数値を上回る」「激しく人を殴る」「何度もたたく」「問題を克服する」などなど。なんとなく「前向きさ」や「荒っぽさ」が感じられる言葉ですね。


ちなみに今日取り上げた上の文章は、小説の最後のセンテンスでもあります。英文学的にもとても有名な文章で、作者であるフィッツジェラルドの墓標にもこの文章が刻まれています。
















2014年6月8日日曜日

グレート・ギャッツビー名言シリーズ① ギャッツビー

グレート・ギャッツビーから、ギャッツビーの性格、哀しさが滲むこのシーン。







Nick Carraway: You can't repeat the past.
過去を繰り返すことはできないよ

Jay Gatsby: Can't repeat the past?
過去を繰り返すことはできない?

Nick Carraway: No...
あぁ...

Jay Gatsby: Why, of course you can... of course you can.
もちろん出来るさ...もちろん、出来るとも







文章自体は難しいところはないですが、ちょっとなじみのうすい(と思われる)"why"の使い方。"why"といえば、「なぜ?」とか「○○の理由」という意味が(たぶん)一般的ですが、ここでは


  why
  [反論・抗議を表わして] なんだって!, なに!



という意味合いで使用されてます。文法的には間投詞といいます。
使い方としては、例えば、


"It's remarkable Haruki Murakami is so popular all over the world"
「村上春樹が世界中で人気だなんて驚きだね」
"Why, off course he is ! There is the coffee shop where named by his novel's title, in Taiwan."
(イラっとして)「もちろん、彼は人気だよ。台湾には、小説の名前がついた喫茶店だってあるんだぜ」